モノを大切に そして人を大切に

集中力が無い。成績が悪い。そもそも学習意欲が無い。

さて、そんな子の筆記用具はどうなっているか‥‥?

小学生であれば鉛筆使用が原則ですが、鉛筆の芯は常にシャープな状態が保てているでしょうか?

消しゴムは、鉛筆やペンで突き刺したり所々欠けていたり、ケースに入れていないせいで全体的に薄汚れていないでしょうか?

その他、定規・コンパス・ペン類は破損、機能不全になったままにしていませんか?

まずは鉛筆を削りましょう。手のサイズに適さないほど小さくなったものは潔く廃棄してください(補助具を用いても可)。出なくなったペンも同様です。目盛りの消えた定規も取り替えて、汚れが取れないorボロボロ‥つまりは〝消す力〟に不具合が生じている消しゴムも、ポイです。

文房具を大切に使えるようになると成績は伸びます。やたらモノを破損したり、モノに対する力加減が適切でない子は例外なく、漢字の書き方も、計算も、問題文の読み込みも雑です。

まずは道具から。

壊しても文房具ならいくらでも買って貰える、と思っている子がいたら自分のお金で買わせてください。(こういうところで子供に言われるがまま買い与えていると危険です。身銭を切らせてください。)

・よく削られた適切な長さの鉛筆

・赤鉛筆or赤ペン(シンプルなもの)

・よく消える消しゴム

・目盛りの明確な定規(1015センチ)

・油性ペン(ブラック)

これだけあればとりあえず大丈夫です。(学年が上がれば蛍光ペン、青or緑ペン、コンパスなどが必要になります。)

一番手前の鉛筆は削り込みが甘いです。