グループホームに勤めていた、25歳から27歳の私。 その経験が、塾を立ち上げるキッカケになりました。
グループホームに勤めながら、夜は家庭教師の仕事を行う日々。
グループホームの入居者さんたちは、認知症が進んでいる方ばかりでした。
そこで、料理を作りながら対面キッチン越しに目にしていた光景は・・・・
「90歳を超えている人たちも、お母さんの名前を呼んでいる!お母さんを探している!」
というものでした。
90代の男性も女性も、80代の男性も女性も・・・
最初は、認知症が軽くコミュニケーションが取れていた時には現れなかったのに、
「お母さん?おかぁさんは、どこ?おかーさん!!」
と、認知症が進むにつれて「お母さん」を呼び続ける姿を見てきました。
そして、成績に伸び悩む家庭教師先の子どもたちは、
「お母さんが、わかってくれない・・」
「お母さんが、話を聞いてくれない」
「お母さんは、私だけがかわいくないんだ」
と、
【お母さん】
は、子どもたちにも、歳を重ねた高齢者さんたちにも多大な影響を与えているんだ!
と気が付きました。
2021年と比べたら、2007年は共働き夫婦は今ほど多くはありませんでした。
しかし、家庭教師に向かうご家庭は「共働き夫婦」が多いという現実。
働いているお母さんは、忙しい! とっても忙しい!!!
忙しくて、余裕がない。
余裕がないから、イライラして子どもに優しくなれない。
だったら・・・
「お母さんの心の余裕も作れる塾があったらいいのにな・・」
心の余裕って何だろう??
・・・・子どもが、勉強や宿題はできている。勉強の心配はしなくていい。そうしたら、イライラしない。
そして、自分で簡単なご飯が作れたり、働いて家に帰ってきたときに、ご飯が炊けていたり、お味噌汁ができてたら・・・
嬉しいんじゃないかな??
きっと嬉しいよね。
「ご飯も作ることができるようになる、学習塾があったらいいな」
「う~~ん。無いようだなぁ・・・よし!!!!!つくろう!!!」
こんな経緯で、私は「まなび舎泉祥」という塾を立ち上げました。
家庭教師とグループホーム対面キッチンで、食事を提供する経験から「ご飯も一緒に作る塾」を立ち上げたのです。
再度、太田純平さんを貼り付けてみる♪
介護職の経験があるからこそ、介護職の純平さんと一緒に学ぶことができて、本当に嬉しいです!
そして、この純平さん・・・・
なんと!!!
「講座中に田中がおススメした、日生のミカンをついついお買い上げ!」
です(笑)
純平「よしえさん。よしえさんがおススメして食べていた、日生のミカンの購入方法を教えてください!!!」
と、DAY2の後に連絡がありました(笑)
岡山県の日生(カキオコで有名)のミカンが、県外の純平さんの元に向かうのもトレーナー養成講座85期のおかげです(笑)