怒涛の仲間達④-1

グループホームに勤めていた、25歳から27歳の私。 その経験が、塾を立ち上げるキッカケになりました。

 

グループホームに勤めながら、夜は家庭教師の仕事を行う日々。

グループホームの入居者さんたちは、認知症が進んでいる方ばかりでした。

そこで、料理を作りながら対面キッチン越しに目にしていた光景は・・・・

 

「90歳を超えている人たちも、お母さんの名前を呼んでいる!お母さんを探している!」

というものでした。

90代の男性も女性も、80代の男性も女性も・・・

最初は、認知症が軽くコミュニケーションが取れていた時には現れなかったのに、

「お母さん?おかぁさんは、どこ?おかーさん!!」

と、認知症が進むにつれて「お母さん」を呼び続ける姿を見てきました。

 

そして、成績に伸び悩む家庭教師先の子どもたちは、

「お母さんが、わかってくれない・・」

「お母さんが、話を聞いてくれない」

「お母さんは、私だけがかわいくないんだ」

 

と、

 

【お母さん】

 

は、子どもたちにも、歳を重ねた高齢者さんたちにも多大な影響を与えているんだ!

と気が付きました。

 

2021年と比べたら、2007年は共働き夫婦は今ほど多くはありませんでした。

しかし、家庭教師に向かうご家庭は「共働き夫婦」が多いという現実。

働いているお母さんは、忙しい! とっても忙しい!!!

忙しくて、余裕がない。

余裕がないから、イライラして子どもに優しくなれない。

だったら・・・

 

「お母さんの心の余裕も作れる塾があったらいいのにな・・」

心の余裕って何だろう??

 

・・・・子どもが、勉強や宿題はできている。勉強の心配はしなくていい。そうしたら、イライラしない。

そして、自分で簡単なご飯が作れたり、働いて家に帰ってきたときに、ご飯が炊けていたり、お味噌汁ができてたら・・・

 

嬉しいんじゃないかな??

きっと嬉しいよね。

「ご飯も作ることができるようになる、学習塾があったらいいな」

「う~~ん。無いようだなぁ・・・よし!!!!!つくろう!!!」

 

こんな経緯で、私は「まなび舎泉祥」という塾を立ち上げました。

家庭教師とグループホーム対面キッチンで、食事を提供する経験から「ご飯も一緒に作る塾」を立ち上げたのです。

 

再度、太田純平さんを貼り付けてみる♪

介護職の経験があるからこそ、介護職の純平さんと一緒に学ぶことができて、本当に嬉しいです!

 

そして、この純平さん・・・・

 

なんと!!!

 

「講座中に田中がおススメした、日生のミカンをついついお買い上げ!」

です(笑)

純平「よしえさん。よしえさんがおススメして食べていた、日生のミカンの購入方法を教えてください!!!」

と、DAY2の後に連絡がありました(笑)

岡山県の日生(カキオコで有名)のミカンが、県外の純平さんの元に向かうのもトレーナー養成講座85期のおかげです(笑)