ヤル気がある、といっても常に闘志満々!という意味ではなく、「自らを向上させたい!」という意思は持っている程度で構いません。
その意思の後押しをするだけです。気持ちを生み出すことはできません。そんなスイッチも知りません。
・夜遅く寝ることが習慣化している
・栄養バランスは特に意識せず、食べたいものを食べている
・デジタルデバイスに触れる時間が自宅にいる時間の大半を占めている
これらの日々を送っていて『調子が悪い』のは当たり前です。疲れ易くなるのも自明です。
その状態で、分かりやすくヤル気が出るように学習指導してくれ!と言われると、こちらのヤル気が削がれてしまいます。
もっと言えば、そんな状態でも歓迎して迎えて(搾取して)くれる学習塾は幾らでもあります。優しく(酷く)指導してくれる塾が待っています。
ぜひそちらに通うことをお勧めします。
車での送迎の場合は、せめて塾に来る行きの車内でだけても、デジタルデバイスに触れずに来て欲しいと思います。目が疲れます。首筋が凝ります。
ボンヤリと不機嫌そうに来塾する様子を見ると、腹立ちよりも悲しみが先立ちます。向上の見込みが無い生徒は現在在籍していません。だからこそ、可能性が幾分かでも失われたその状態が悲しいのです。
自分もゲームを含むデジタルデバイスは嫌いではありません。むしろ性格的にかなり好きな方です。だからこそ、特にゲームには手を出しません。徹底的にやり込んでしまう恐れがあるからです。
ギャンブルも同様です。
酒やタバコは嗜むことはあれ、(体質も手伝って)欲求をねじ伏せることができます。
他人に偉そうに言う自らが欲求に正直で、何を言う資格がありますか?
少し辛辣なことを言えば、先天的ならいざ知らず、後天的に何がしか生活に支障を来す〝障害〟の診断を受けたのなら、尚のこと上記3点の生活パターンを改善した上で〝特性〟の自覚と主張をして欲しいと思います。
本来人間の肉体的精神的健康に悪影響を与えるものを無自覚に受け入れて体調や集中を崩し、免罪符の如く〝特性〟を主張する精神は自分には難解です。
繰り返しになりますが、自分は可能性をより伸ばしたいのです。自分で歩く(走る)生徒の伴走・ナビゲーションがしたいのです。
寝転がって立ち上がる意思のない生徒を立ち上がらせるサービスは数年前に終了しました。長年のご愛顧、ありがとうございました。