『子供と進路について相談して、〇〇高校に行きたいと聞き、こんなに嬉しいことはありません。将来は自分と同じ〇〇の仕事につきたいそうです。自分と同じ高校を希望してくれて、また自分と同じ〇〇の仕事をしてくれると聞き、親としてこんなに嬉しいことはありません。これからも受験は本番ですが、あきらめずに最後まで頑張って欲しいと思っています。』
進路関係プリント?の保護者記入欄で、実際目にした文章です。
子供が自分の母校を志望し、嬉しいのはとてもよく分かります。ぱっと見orパッと聞き、違和感はありません。
「違和感ありまくりじゃ!」という方、素晴らしい!ぜひご自身で添削をお願いします。
「え?文法的に間違いがあるのは分かるんだけど‥どこをどうしたらいいか言葉が出てこない‥。」という方、学び直しのチャンスです!
基本、大人は仕事または生活に日々追われていますから、その日々の時間の中で『運動』・『勉強』をねじ込むのは覚悟が必要です。
個人的に気になることは、そのどちらも必要性こそ理解しているものの、自分ではなく愛する我が子にだけ託し過ぎていませんか?ということです。
社会に出て、まず必要になるのは日本語の力です。教科でいうと国語です。
「敬語」の使い方などは、ある程度知識のある人でも、扱いに悩むケースが少なくありません。
敬語とまではいかなくても、相手に何かを伝えたり、自分の考えや思いを表現したりすることは、今後一層求められると感じています。
しかし上記のごとく「想いはあるが、言葉が繋がらない‥‥。」悩みをお持ちの保護者の方のために、【大人のための国語講座】を開講します。
「おこずかいorおこづかい」
「ちじまるorちぢまる」
といった仮名遣いから、
「私の夢は画家になりたい。」
「私の好きなのはチョコレートケーキが好きだ。」
といった主語非対応の文。
また
①「りんごの入っている姉の焼いたケーキはおいしかった。」
②「私は田中さんと山下さんの家に箱を届けた。」
という、どこか分かりづらい文(解答例は下記参照)
‥などなど、
ついついSNSやLINEなど、感情で日本語を使ってしまうことに慣れ過ぎて、かしこまった文章を書くとなると想いが空回り‥‥な方のために、楽しみながら自然と正しい文章を書くことができる、再現性の高い内容をこの度お届けします。
自らの国語力アップだけでなく、子供の国語の宿題(作文や感想文など)に対して、親として1つでも2つでも正しく自信を持って伝えることができたら嬉しく、誇らしいはずです。
この講座の最大の目的は、単なる『正しい日本語の文章を書く』ではなく、『論理的に頭の中で日本語を構成し、正しく物事を考え、適切な判断ができる子供を育てる』ことにあります。その大きな一助を、大人である保護者の方に担ってもらいたい、との強烈な想いが開講の動機です。
開講日程、料金は【田中祥恵】までお問い合わせください。
〈解答例〉
①「姉が(の)焼いたりんごの(が)入っているケーキはおいしかった。」
②「私は田中さんと、山下さんの家に箱を届けた。」
または
「私は、田中さんと山下さんの家に箱を届けた。」