基本、個人指導を受講してくれている男子には、10歳(4年生)を境に
「お母さんに触らないこと。」
と折に触れて説いています。
なぜなら、最近珍しくない学習・発達障害、コミュニケーション障害を持つ(らしい)子の大半は、それらの障害があるのではなく、『単なるマザコン』と個人的に感じるからです。
お母さんの顔色を伺わないと己の意思決定ができない。
お母さんが「こうするの?ああするの?どっち?」としつこく尋ねて選択肢を示して、グニャグニャ体をねじったり顔を背けうずめたりした後おもむろに「‥‥こっち。」と、自分はセレクトするだけの、ゲーム的コミュニケーションの取り方をしていないでしょうか?それを許していないでしょうか?
「ひきこもり」と打ち込んで動画なり画像なり検索すると、いくつかのものがヒットします。そこで見られる、もはや大人になった男性の表情、特に目つきに、上記のようなマザーコンプレックスの強い、ゲーム的コミュニケーションが許されてきた少年と同じニオイを感じます。
「あなたは何をしたいの?」という問いかけに対して
気怠く「‥‥俺が聞きたい。」
と返してくるような頼りのない魅力のない大人の男になって欲しくありません。
「お母さんはカノジョでも妻でもありません。特別な理由もなく身体、髪に触らないこと。」と、何度でも言います。思春期を正しく迎え、葛藤して乗り越えて、1人の力で生きていけるたくましい大人の男になって欲しいです。
参考マンガ
「明日は日曜日、そしてまた明後日も」
http://fujiko-a.com/detail?key=bla