算数(数学)の力を本当に伸ばすには、計算力を磨くこと、これに尽きます。
たしひきかけわり(加減乗除)、分数や小数の入り混じった計算、中学高校になれば『√(ルート)』、『因数分解』などを正確にやり切る力をつけなければ、文章の意味が読み取れ立式できても、正解にはなりません。
高校数学では、文章題なるもの(「たけし君はりんごをいくつか買って580円払いました〜〜』系)はほぼなくなり、複雑で長い計算をいかに効率的に正答に導くかが問われます。
計算力をつけるには数多くの計算問題をやりこなす中で、自分なりの計算省略のコツを掴むしかありません。
ボールをどのくらいの力で投げれば目標の場所に正確に届くか、は理屈でなく染み込ませた体の感覚が頼りですが、それと同じく、自分なりの〝計算感覚″ができるまで反復して練習することが、算数(数学)上達の近道です。