先生方は頭が良すぎて真面目

自らの学びのため、色々な授業動画をよく見ます。そこで頻繁に感じることは‥‥各先生方は専門知識を持ち合わせているのはよく分かるし、尊敬に充分値するものなのだけれど、総じて〝説明し過ぎていて話が長い〟ことです。

基本、特に小中高生は、『分かるようにはなりたいけれど面倒くさい。』と思って勉強している、と自分は仮定して指導をしています。

自分を基準にするのもどうかと思うのですが、「めんどうだよな、逐一理屈を長々聞きたくないよな。」と思うと、とても全てを一つ一つ丁寧に説明する気にはなれません。

「ここと、これだけ押さえておけば、あとは無視してください。必要ないです。この教科の教師になるのなら別ですが。」と、アレコレ生徒によって言葉の細かいところを変えながら伝えています。

それで、事実抜群に伸びるんです。

聞いてもらおう、とへりくだるのではありません。

端的に、自分と相手の省エネを考えて、パッパッパ‥と明るくテンポよく伝えます。

アニメなりホビーなり、とある趣味にはまり込んでいる、いわゆる〝オタク〟〝マニア〟な人の話ぶりが聞くに堪えない一つの原因は、『人が知らないし興味もないことを長々と独りよがりに話し過ぎる。』ことだと思いますが、コレが教科指導を担う教師にも当てはまるのではないでしょうか。

「全神経を集中させて、一字一句漏らさず聞け!!」なんて言いません。最低限の他人を尊敬(尊重)する意識だけ持ってこちらの話を聞いてくれたらいいです。