心臓マッサージ中。私の頭の中は大変忙しかったんです。
ものっすごい勢いで色んなことを考えていました。
まず第一に考えていたことは・・・嘘ではなく本当に・・・
「あー------------!もう!今日!!!育脳寺子屋休みにしないといけないじゃん!!」
それからも、色んな事を頭の中で思ってました。
「主人の指導は?あっ!今日の指導は休みになってたんだ!Tくんラッキーだったなぁ・・確か、数日前に指導振り替えてたんだよね。
今日は、絶対英検2級対策できなかったじゃん!!!」
「主人の個人指導5月はできないかもなぁ・・・返金したほうが良いかな・・それも相談だな」
「もー----------!!!死にたい!殺してくれ!とか冗談でも、たまーに言ってたから、本当に心臓とまったじゃん!!!やめてよねー---!!!」
「時間は命命命!!!!!かえってきて!かえってきて!!!!生きて!生きて!!生きて!!命!!!!!!!!時間は命!!早く救急車きて!!!!」
「もし、このまま死んでしまったら・・どうする?子どもたちは?? いや!!!絶対大丈夫!!!だって私は運がいい!!!!!」
「もし俺が死んだら、再婚しろよっ・・・て今ままで二度いったよね??二度言って私を泣かした事あるよね!?
本当に死んで再婚したほうがいの!!?もー------------やめてよね!!!いっつも、そんなこと言って、私を泣かすのは貴方くらいだわ!!!腹立つわーーーーーーーーー腹立つわー--------くそぉぉぉ!!!!
今ここで、手を緩めたら本当に死ぬよ!死ぬよ!絶対に絶対に生きる!生きる生きる!!!!!死なせるもんか!!!!死なせてなんてやらないわ!!!!!!!!!!!!!!」
「まだ?救急車の音・・あと二分くらいで到着するっていってたよね!も少しもう少し!!!」
頭の中が忙しい・・・本当に忙しかったです。
頭の中が忙しかったのに、発している言葉は「119」の方の指示に応えることと、子どもに指示をすること、
「あなたー---------!!俊裕さん!!!!!!!!!!」
「俊裕さん!俊裕さん!!!!!!」
「シッカリ!!しっかり!!大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫よ~~~~~!!!!!!!!」
「1・2・3・4・5・6・7・8・9・10!!!しっかりー-------------!!!しっかりー------------!!!」(心臓マッサージの声掛け)
そんな言葉を、倒れている主人にかけ続けていました。
救急救命士さんが到着して、子ども達3人に言い聞かせをしている姿をみながら、
「育脳寺子屋ライン」に今日のお休み連絡を入れました。
最初は、「すみません!育脳寺子屋お休みです!!」
あ!これでは、何故休みなのかわからないな・・・・なぜ休みか分からないと皆さん不安になるよな~~
と思い
「主人が倒れました!今から救急車にのります!」
と打ち込んだのだと思います、
その後・・救急車に乗り込んで
「あ!この状態じゃぁ明日は、仕事できないわ!!」
と思ったらしく、次の日をお休みにすることにしました。
育脳寺子屋ラインに、「救急車に乗った」と書き込んだけど、
本当に救急車に乗ったかなんて、文字だけではわからないよな~~~
と思ったので
主人の顔が映らないように、救急車内の写真を撮りました。
この写真のおかげで、何時何分に救急車に乗り込んだのかが分かったので、後々の私の心の支えと安心につながりました。
「記録を取る」が、自分自身を助けてくれたのです。
※医療関係者の保護者さんは、この心電図の波形をみて「完全に止まってる!!!」と思っていたそうです。
繋がれている機械をみて「心臓止まるかと思った!!!この機械は心停止してないと使わないんです!!」と後程教えてくれました。