救急車が到着して、
救急隊「どちらにいらっしゃいますか!!?」
私「こちらです!!」
と、部屋から叫ぶ私。
間違えて、次女と長男が待機している部屋に入ったらしく
次女「あっちの部屋にいる」
と誘導してくれたそうです。
ドドドドドドドドドドッッ!!!
と、救急隊員さんが数名入ってきました。
救急救命士さんが、到着したことを確認して「119」は切れました。
私は、救急救命士さんと変わる。変わったら、すぐに一人の救急救命士さんに状況説明&資料記入。
資料を書きつつ右目の端に映るのは、2人?3人??の救急救命士さんに囲まれる主人。
ばうん!!
体が跳ねる。
救急「だめです!!戻りません!!!」
なんて、声が聞こえる。
救急「受け入れ先!!! 日赤に当たります! 日赤受け入れできません!!!」
救急「もう一度いきます!!!!」
ばうん!!!!
再度、体が跳ねる・・・横目で、2度ほど体が跳ねる主人を見た記憶があります。
子ども達は、救急救命士さんが来た時にはテレビのある部屋で待機中でした。
主人が救急車に運ばれる。
救急救命士「奥さん!ついてきてください!!!!」
私「子ども達は!!??おいていけません!!!」
救急救命士「だめです!!子どもは連れていけません!!」
私「無理です!!!」
救急救命士「(子ども3人を呼び)これから、お母さんは救急車にのって病院にいってくる!テレビ見て待っとけるね!
お姉ちゃん何歳??よし、お姉ちゃん任せたよ。弟君は何歳?よし!!待てるね」
と、子ども達に留守番するように言い聞かせていた光景が忘れられません。
子ども達が、真剣に涙を耐えながらグッと救急救命士さんのいう事を聞いていたのです。
子どもたちの様子を確認後、
「お母さんいってくる!!!!!!」
カバンとスマホをもって飛び出しました。
すると、玄関先に近所のオジサン・オバサンがいました。
「子どもさんのことは任せられぇ!みとくから!!!」
私「よろしくお願いします!」
ココから、私の両親が来る数分間はご近所のオジサン2人が子どもたちの側にいてくれました。
次女と長男は、ずー--っと泣いていたそうです。