4月に頑張りすぎると5月病になります

4月は変化が基本著しい月なので、変化に対応しようとして頑張りすぎると、ゴールデンウィークを過ぎた辺りから何となく一年の終わりがまだまだ先のような気がして、やる気がイマイチ盛り上がらず、気がつけば5月病に‥。

一年の中でも最も気温差の大きい月に(最高気温26度、最低気温8度、など。)通常のコンディションを維持できる方が自分は異常だと思うのですが、世の中には気温差or環境の変化何のその、フルパワーで走り続けられる人もいます。そんな人が上司や先輩、指導者だと鬱陶しいですね(苦笑)。

毎年思うのですが、なぜ5月の後半、または6月の半ばなどに祝日を設定しないのか??4月後半から5月前半にまとめて休んで、あとはお盆まで(学生であれば夏休みまで)突っ走れ!‥‥普通息切れがしますが‥(ω´ )

そこは『自己責任(自己管理)』なのでしょう。この言葉も多用すると危険だと思います。

生徒にはよく「理不尽な苦労はしなくていい。」と話します。悪意ではなく、色々な行き違いで人間関係のトラブルその他は起こると信じていますが、自分がそのトラブルの当事者となった場合、下手な頑張りで自分の人生の時間を無駄にすることは避けたいです。

『若い時の苦労は‥』という言葉がありますが、積極的に苦労を背負い込む必要はありません。苦労は〝やらされた〟もの、押し付けられたものは本物ではありません。自らが望んだ、置かれた状況で自然に立ちはだかった苦労をいかに〝やれた〟かがどうかが大切であると思います。

人はどうしても若い時の価値観にこだわりたいものです。「今はこんなにいいけど、昔の自分の頃はこんなに‥」と、自分の若い頃の理不尽や不便を語り草にしたいものなのです。

そして、その苦労と同等のものを味わわなければ成功はない、とでも言わんばかりに理不尽を押し付けてこようとすれば、下の者、若い世代は抵抗するべきです。

「そんな事しなくても結果出せるわい!」という信念のもと、成果を出す行動をし続けることです。その過程での自然な苦労がやれるかどうかが別れ道です。

ラクをして、それこそある思考法を学んだとか、とある神社に参拝したことで自動的に成功がもたらされるという期待は論外ですが、いかに省エネで、楽しみを見出しながら仕事や勉強や育児、家事ができるか、剣豪・宮本武蔵の言葉ですが、『よくよく工夫あるべし。』ですね。