以下は、過去に塾生の数人に語った内容を雑にまとめたものです。誰に、どういったタイミングで伝えたのかは忘れているのですが、折に触れて、つい熱くなってしまう時の発言です。
いじめとか、物を取られるとか、とにかく理不尽な目に遭って、それを自己責任にするのはやめなさい。
相手が悪い。他人が悪い。
人を継続的に傷つけたり、人の所有物を無断で我が物にしたりするのは、それを想像するのと実行するのは天と地。実行するのは悪。
悪の存在と仕業を、自分の心持ちのせいにするのは、よっぽどの場合だけにしなさい。分かったように物事を捉えるのは年寄りになってからでいいです。
断固として抗うこと。敵わなくても、爪痕一つ残す意地で戦うこと。戦って戦って、どうにもこうにもならないのなら、その時初めて自己責任にして哲学することです。
強いから戦うのではない。弱いからやるんです。弱さを諦めや達観で誤魔化すのは、やってはいけない最大の逃げです。
「何がなんでも。」「今にみておれ。」この二つの言葉を忘れない。怒りをエネルギーに変えること。疲れるけれど、雪のように悲しみが積もるけれど。だからこそストレスを解消するものが世の中たくさんあるわけ。体を壊したり、中毒性があったりの、日常生活を破綻させるものでストレスを解消してはダメ。何一つ自分の幸せや平穏な日常を失わない気持ちで戦うのが大切です。現実的な復讐を心掛けてください。
ツッコミどころのある発言であることは分かっています。しかし、真っ当に生きている人がバカを見るのは道理が立ちません。正義ではなく、道理を通すのが特に現代人には求められていると感じます。