2学期は勉強難しくなりますよ

ほぼ全部の学年(小1〜高3)で、2学期から学習内容は難化します。

祝日もちょいちょい入りますし、学校によりますが、大きな行事も入ってきます。

加えて、だんだん気候が物悲しくなるので(「過ごしやすい」という捉え方もアリ!)、秋や冬の物悲しさに流された人は、ほぼ成績が伸び悩みます。

ただでさえ勉強が難しくなって、それまでの努力では結果が出にくくなるのに、そこに精神的な悲しさを加えてしまうと‥‥。

ある意味で鈍感さは必要になりますが、『楽しいことだけ考える』という姿勢では、それは単に人の世の大切な部分に背を向けただけになると思うので、『悲しさを認めた上で愉しさを見つける』ことが大切です。

勉強も学校も仕事も、辛いところばかり見るとヤル気なんて無くなります、しかし、辛さを認めた上で、いかに楽しさを見出すか。

やっている辛いことの中に楽しさを見つけられれば強いですが、それとは離れて、全くの趣味の世界に自らを救うものを見つけ出すのも手です。

用心したいのは、趣味や遊びの世界に〝逃げ込んで〟しまうこと。よく言われる〝個性〟は、人や社会との交わりや関心を絶ち、自分が好むもののみを求めて出来上がるものではありません。洗練されていない個性、私のまま、我がままの個性は認められる道理はありません。

人のことを認めず、話を聞かず、自分のことだけを主張する個人は社会に受け入れらないのは当然です。学習指導をしていて、自分のことだけに関心がある生徒は、やはり伸びが良くない。

他人(の趣味)を好きになる必要はないのです。「なるほどそういう見方もあるか。」と認めて、「自分はこうだけど。」と主張する。寛容さと自立の両方が必要かと思います。

少し話がややこしくなりましたが、少し言葉を悪くして言うと、「テメーの好きなことくらい、他人に面白いと思ってもらえるようにしろや!」もっと言えば「少々ヘンな自分でも、『お前はお前でいい。』と、キャラを受け入れてもらえるように好かれろ!」ですかね。

だから勉強は大事です。勉強する過程で、辛さや楽しさに気付き、自分という存在と、取り巻く社会に対する認識を深めることが大切です。