心停止(心室細動)からの退院(16)沖縄からの来客

岡大病院から、実家に向かった子どもと私。

実家には、妹の子ども達が2人います。 不安定になっている子ども達が少しでも気がまぎれるように・・・

と、連れて行きました。

私は、子どもを実家に預けて13時半過ぎに一度自宅に戻ってきました。

子どもがいない状態で、家事をしたり少しでも横になりたかったのです。

家に帰って早々に出会ったのは近所のTさん。

救急車の誘導をしてくれた方です。Tさんに昨日から今日のことを伝えました。

T「子どもたちが本当にかわいそうで・・・・ずっと泣きはらしていて・・・

そぉかぁ、、生きてるのか・・よかった。。よかった・・・・」

と、喜んでくれました。

Tさんと話していると、ピンクのシャツを着た青年が歩いてくる。

「ぺこり」

会釈をする

青年「お久しぶりです!!!!!」

 

うわぁぁぁぁぁぁ!!!うわぁぁぁぁぁぁぁ!!

私「なんで!?なんでいるの~~~~~~~~!!!!!!!」

思わす泣いて、駆けよってしまった。

青年「え?え??えぇ??どうしたんですか??」

私「・・田中が・・田中が・・・心臓止まって、意識不明なの。」

青年「えぇえええええ!!!!!!!!!!!!!!」

私「なんでいるの??????なんでいるの~~~~~!!!沖縄でしょ~~~なんでこのタイミングで来てくれたの!!」

青年「あ。お土産なんですけど・・えぇ・・えぇぇ!!!!」

私「絶対絶対喜ぶよ!絶対に帰ってきてから、飲むよ!!!」

ピンク色のシャツを着た青年は、田中俊裕先生が中1から高3まで指導した教え子です。

大学では、成績優秀者として交換留学生となり中国に留学経験あり。

就職する際には、相談を度々うけていた教え子です。現在は沖縄で働く国家公務員。

沖縄にいるはずの教え子が、主人の倒れたタイミングで『ミニ泡盛3本』もってやってくる・・・

奇跡!?奇跡だよ。 また生きて元気になって帰ってくるからこその出来事に違いない!!!

 

と、思ってました。

 

20分程話をして、教え子と別れました。もう明日には、沖縄に帰るという事でした。

そして、この5月7日を最後に、ブログを書いている本日9月1日まで一度も会っていません。

 

この日の17時ごろ、教え子のお母さんが心配して様子を見に来てくれました。

「何かお手伝いできることはありますか??」

私「何をお願いしたらいいのかわからないんです・・」

「例えば、子どもさんの事とかでできることがあれば・・・」

私「!!!!!長女の習い事のお迎えをお願いしたいです・・・私が迎えの時間帯は仕事中なんです。いつも主人が迎えに行ってたんですが、お迎えに行ってもらえると大変助かります!」

 

教え子が、偶然遊びに来てくれたことで、長女のことをお願いできました。

 

いまだに、助けられています。ありがとたいありがたいです。本当に、ありがとうございます。