心停止からの退院(4)子ども達の様子

父親が、目の前で「うが~~~」と叫びながら転がる。

母親が父親の心臓マッサージをする光景を見る。

「普通」では、目にすることのない光景を目にした子ども達・・・

 

その時の様子を次女と長男は、一部始終を見ていました。

長男は、苦しみだした父親のお腹に乗っている状態でした。

 

苦しみだしたとき、長男は

「キャハハハハハ!!」

と笑っていました。

次女も

「キャハハッハハハ!!お父さんおもしろ~~~い!!」

私も

「アハハッハハハハ!(今日の悪ふざけは少し長いな?)」

と、笑っていたんです。

そう。。いつものように「遊んでいる最中」だったので、苦しんでいるのも「遊び」だと思っていたから・・

異変に気が付いて、長男をお腹から降ろす。

母親は、いつもと違う行動をしだす。

その様子を見て、二人とも号泣。

言葉にはなっていなかった。

ひたすら、2人とも

「うわぁあ~~~~うわぁぁぁぁ~~~」

と泣いていた。

 

泣いていると、指示が聞こえない。

私「うるさい!聞こえない!!!別の部屋にいっておいて!!」

 

と、怒鳴りました。

二人とも、大人しく部屋を移動してくれたのが助かった・・・・・・。

色んな指示があったんです。

指示をしている最中に、何度か

「ガフッガフゥ」

と、呼吸的なものをしてくれた。

子どもが、近くで泣いていたら集中して心臓マッサージや、主人の様子を見ることが出来たかわかりません。

 

5分くらいでしょうか??

心臓マッサージを続けていると右目の端に制服と制帽とランドセルが目に入ってきた。

 

長女「…お父さんどうしたの・・・?」

帰宅して目にしたのは、倒れている父親に心臓マッサージをしている姿。

私「長女が帰ってきました!!!(119番の方に伝える) 長女!今から救急車が来ます!誘導してください!!!」

 

長女が、部屋から出ていくか行かないかの時には、遠くから救急車の音が聞こえてきたんです。

 

長女が、救急車を呼びに外に出ると近所のおじさん(70代)がいて

長女「救急車が来る!!」

と伝えたそうです。

ご近所のおじさんが道行く車を止めてくれ、交通整理をしてくれたり、家まで誘導してくれたりしていたそうです。

 

後々、長女から聞いた話だと、次女と長男は隣の部屋でジッと待っていてくれました。

外に出ると危ないので、部屋の中にいてくれてホッとしました。