キョリワルジカン

少し前6年生、今や5年生で習う算数の人気苦手単元(変な日本語)、〝速さ〟。

速さは道のりから時間を割ればよくて、道のりは速さと時間を掛けて、時間は道のりから速さを割ればいいんですよ。

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はい、ワザと分かりにくく詰めてまとめて書きました。

よく、この単元を指導する際に伝えることは、

「〝速さ〟を求める式だけ覚えればいい。」です。

〝道のり〟は家から学校までの距離が分からなければ、物差し📏を根性連続測りすれば求められます。

〝時間〟は時計(ストップウォッチ)を使えば楽勝です。

して、〝速さ〟は‥‥??

これも計る機械はありますが、身近においそれとあるものではないし、距離と時間についてはおおよその検討はつくものの、速さに至っては、「今のスピードは時速65キロくらい。」なんて見ただけでは普通は分からないものです。

そう、速さは

〝道のり(距離)÷時間〟

で求めるしかないのです。

とはいってもなかなか現実感が無い小学生は、

50メートル走を自分は何秒で走れるか?」

を考えてみて欲しいです。

10秒で走り切れる(ちょっと遅い‥)のであれば、

50m÷10秒=秒速5m

です。つまり、1秒で5m進む速さ!

2秒で10m

3秒で15m

4秒で20m

5秒で25m

6秒で30m

7秒で35m

8秒で40m

9秒で45m

10秒で50m(ゴール!!)

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途中で省略せずに目を通した人はエライ!!

いちいち打ち込んだ私めもエライ(岡山弁で〝エライ〟は〝シンドイ〟も意味します。)

問題です。

『家から学校まで500㎞あります。クデャリョフカさんの車では5分かかります。さて、クデャリョフカさんの車は分速何㎞でしょう』

500÷5分=分速100