よくよく工夫あるべし

コンディションが100%整う時なんてそうないのです。

・目覚めて元気

・ヤル気満タン

・眠くならない

・ダルくならない

なんてことはありません。

恵まれたタフさか、良い意味での鈍感さが備わっているのでなければ、天候一つで人間の心身は崩れます。

理想的な自分(コンディション)を追い求めるのは良いことです。しかし、理想的な準備が整っていないから一歩の前進すらしない、のは間違っています。

良くないニュースや荒れた天気が続けば、本人にさほど否定的な要素が無くても調子は必ず⤵︎⤵︎⤵︎します。

何かの調子が悪いからといって、全ての行動を止めてしまうわけにはいきません。行きたくなくても学校や仕事には行かなくちゃならない。

「休みたい。」「サボりたい。」という気持ちを抱えながらも、それぞれの頑張る理由に従って闘わねばならない。

ただ苦しみに耐えるだけでは自己崩壊は目に見えています。

自分の気持ちが安らぐもの、前向きな気持ちになるものを探して、それらの力を借りて殆どの人は日々生きています。

一日を〝100〟として、嫌なことがその大半を占めていたとしても、それらの力を活用して、嫌なことを〝49〟まで減らせば勝ちです。

努力、というよりも〝工夫〟が大事か、と思います。

工夫は誰にでもできるはずです。

借り物の工夫でも自己開発の工夫でも何でも良いです。

実際の行動も無く、「自分に合う何かよいもの」をただ探すだけでは何も得られず、時間のみを失います。

トライ&エラーで、あがくこと。

生きるためにはシラケは不要です。知ったかぶった、常に眠そうダルそうな雰囲気で自己防衛をしようとする態度は若者に特徴的ですが、そんな時期はあって良いとしても、なるべく早くそこから脱出して欲しいです。

何かを叶えるのに情熱や努力は不可欠です。それらを不要だ、と嘯く成功メソッドや勉強法は唾棄してください。

木の葉が沈んで石が流れる世の中の構成員にはならないこと、一つの勉強の意味がここにあります。