入塾要件的なもの

入塾要件、というものは特に設けていなかったのですが、これまでの指導から

入室時

「おじゃまします。」

「失礼します。」

「お願いします。」

「こんにちは。(おはようございます)。」

退室時

「おじゃましました。」

「失礼します。」

「ありがとうございました。」

といった挨拶を、声の大小は問わず、キチンとできない人は入塾不可にしようか、と思っています。

受験に合格しないのはもちろんのこと、

こういったことが疎かなまま受験を越えて、進学して卒業して大人になっても、その人の技術や能力以外のところで信用を失う‥のは言い過ぎにしても、イマイチ好感を持たれず、望むべく対応・待遇を受けることなく人生を送ってしまうおそれがあると思うのです。

それはとても勿体ないことで、ほんの少しの礼儀や想像力、さらに言えば他人に対する、環境に対する、自分(の人生)に対する尊敬・尊重があれば、人間関係の中で自分の能力や磨いた技術、積み上げた知識が最大限発揮できるのに、それらが無い(伝えられてない)ばかりに、どこか好感を持たれず、不遇な扱いを受ける人に、これから指導する若い子達はなって欲しくないのです。

社会に有益な人になって欲しいですし、もちろん、自分自身が満たされた人生を送って欲しい。学問を単なる苦痛なものと感じず、その面白さに気づいて生涯やり続けて欲しい‥‥色々な想いがあります。

縁があって来塾or通塾してくれた人は、たくましく世の中を渡っていってくれることを願います。