こんな生徒は合格しました

前回は、『こんな人は志望校に落ちる』特集でした。今回はその逆です。

①こちらの出す宿題を100%やってきた生徒

146ページの問1、問2、問3

と宿題を出して、問2までしか手をつけていない場合、その1問をやり飛ばした分の実力不足、正しく受験を恐れなかった認識不足で落ちます。(ただ、受験校がさほどのその生徒の実力以上の偏差値でなかった場合は通ることもあります)

嘘偽りなく『考えたけれど出来なかった‥。』のであればその限りではありません。むしろ真剣に問題に向き合った分、合格の可能性は高くなります。

残念ながら多くの場合『出来なかった‥。』ではなく

・間に合わせで慌ててやったので

・パッと見出来なさそうで

・パッと見面倒くさそうで

・面倒でしょうがなくてやり続けたくなかったので

やり通せていないことがほとんどです。

『やったけど(学校に)忘れた。』も、ほとんど嘘です。実際宿題をやっていません。

実力に見合わない問題も、慣れのため稀に宿題で出すことはありますが、ほとんどの場合、学校の課題を邪魔しない分量を、ポイントを絞ってごく少量出すのが常です。

ぜひ、妙な小細工をせず、やってこないなら堂々とやってこないで欲しいです。(新たに対応を考えます。)

 

②こちらの出した宿題+自分で、やった方が良いと思われるワーク等を選定し、やり進めた生徒

上記の通り、学校の課題の負担にならない程度のピンポイントの宿題しか課しませんので、それでは物足りなくなった生徒は自ら進んで書店等で文献にあたり、自分に合う問題集を購入し、やり始めます。(実はそうなって欲しくて宿題を少なめにしている意図もあります。)

 

③迫力を感じる生徒

これは感覚によるもので、具体的に説明がしづらいのですが、指導をしていて「この子は顔(身体)に芯が入ったな。」と感じる生徒は希望を叶えます。

 

番外編として

・月謝納入の滞りがない

・タメ口でない

結論として

『他に対する尊敬があるか否か』

これに尽きます。

志望校を尊重できますか?

課題を尊重できますか?

自分以外の他人も、悩み苦しむ存在であると認められますか?